野球
高校野球どう変わる?来春からDH制導入…
来春から高校野球が新たな局面を迎えます。2026年春の公式戦より、指名打者(DH)制が正式に導入されることが決まりました。今夏の甲子園で盛り上がりを見せた高校野球に、戦術面で大きな変化が訪れます。
DH制は試合ごとに各チームが採用するかどうかを選択可能。また、先発投手が降板後も打者として出場できる「大谷ルール」も適用されます。これにより、投手の負担軽減や、打撃に強みを持つ選手の起用機会拡大が期待され、得点力アップにもつながると見られています。
一方で、高校野球ならではの「エースで4番」という姿が減少するのではないかという懸念もあります。今年の夏の甲子園では、尽誠学園(香川)の広瀬賢汰投手(3年)が4番打者兼先発投手として登場し、無四球完封と2打点の活躍を見せました。しかし今後は、投手が投球に専念する傾向が強まると予想され、こうした二刀流的な活躍は少なくなるかもしれません。
なお、大学野球でも東京六大学・関西学生リーグが来春から導入を予定。プロ野球セ・リーグも2027年よりDH制を取り入れることが決まっています。高校からプロまで、野球界全体の戦術がどう変化していくのか、注目が集まります。
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